特定技能を図解で解説
特定技能ー解説
2023/06/01更新
特定技能とは
2019年に開始された、外国人向けの在留資格。
外食業をはじめとする14業種において、
人材不足を解決するために導入された制度のこと。
令和4年4月26日から「素形材・産業機械・電気電子情報関連製造業」
3分野が統合され、合計12分野になった。
外食 | 建設 | 造船 船用 工業 |
自動車 整備 |
航空業 | 宿泊業 |
介護業 | 農業 | 漁業 | 飲食料 品製造 |
製造 3分野 |
ビルク リーニ ング |
特定技能とは②
これまでの在留ビザと大きく異なるのは、
①留学ビザで制限のあった週28hの制限がないこと
②技術・人文・国際ビザで求められる専門性がなく、ブルーカラー領域でも働けること
留学生アルバイトに合った週28hの労働制限なし |
留学生アルバイトを社員として雇用することが可能 |
大学卒などの専門性が必要なし。ただし、日本語試験と技術試験あり |
最低5年以上は特定技能ビザで就業出来る。 |
特定技能はなぜ、導入されたのか?
特定技能ビザの導入背景
少子高齢化により、今後ますます進む
深刻な人材不足を解決するために導入された。
出展:日本の将来推計人口(平成29年推計)|国立社会保障・人口問題研究所 | 「人手不足に対する企業の動向」(2019年1月) |
なぜ、人材不足解消のために今後重要か?
政府の方針により、これまで就労目的で日本にきていた
外国人留学生の留学ビザ申請が通らない。
今後は、少子高齢化が起きている日本人だけでなく、
現在アルバイトで働いている外国人留学生もいなくなる
いっそう、人手不足が進む
特定技能はどうやってはじめるか?
特定技能採用の流れ
三段階に分けて説明していく
特定技能ー採用編
2023/06/01更新
採用時の注意
特定技能のビザを申請するためには、
求職者が2つの試験に合格しているか確認する必要
日本語能力試験 (JLPT/JFT-Basic) |
※仕事をするために必要な 日本語能力を有しているか確認するテスト |
特定技能測定試験 |
※業界ごとに必要な基礎知識を 身に着けているか確認するためのテスト |
さらに国内留学生の場合、別の観点でのチェックも必要
採用時の注意
留学している外国人を採用する場合、
アルバイト時間が28hを超えると、在住したままのビザ取得が困難
知らずに雇用した場合、 不法就労助長罪が適用される場合も |
企業のトラブル・手間を避けるMUSUBEEのサポートはどうか?
企業の手間を避けるMUSUBEEサポート
MUSUBEEでの面接前事前チェック
アルバイト労働時間週28hを超えていないか? |
日本語しっかうはビザ要件をみたしているか? |
技能測定試験には合格しているか? |
素行や人格などに問題がないか? |
企業様の採用成功を面接前フィルタリングによりサポート
特定技能採用の流れ
採用後は企業が責任をもって特定技能ビザの申請をする必要
採用後のビザ申請は企業が行う
運用ルールにより、特定技能ビザの申請や支援費用は、
求職者本人に負担させてはいけないため、企業が行う必要。
在留資格認定証明書交付申請書 |
返信用封筒 |
申請人名簿 |
証明写真 |
提出書類各種一覧・確認表 |
提出書類各種一覧はどんなものがあるか?
特定技能ビザの申請に必要なもの(一例)
大量かつ細かくルール設定されており、作成が困難。
苦労して申請後も不備が多いと不許可になる。ビザ申請にかかる時間が増え、
ビザ申請を待ちきれない外国人が採用辞退するケースも
では、どうやって対処するか?
特定技能ビザの申請に必要なもの(一例)
特定技能ビザの申請に熟練した
登録支援機関に外部委託するのが
安全かつ申請にかかるコスト的におすすめ
特定技能ー入社後の支援
2023/06/01更新
外国人への入社~入社支援内容は、政府により決められている
政府が決めている支援内容とは?
以下が最低限の支援
①事前ガイダンス | ②出入国の送迎 | ③住居や生活に必要な契約支援 | ④生活オリエンテーション | ⑤公的手続きへの同行 |
⑥日本語学習機会の提供 | ⑦相談・苦情への対応 | ⑧日本人との交流促進 | ⑨転職支援(会社都合の場合) | ⑩定期的な面談・行政機関への通報 |
加えて、各種手続きや報告などが必要
関係省庁への継続的な支援実績報告 |
外国人を母国語で支援する体制を構築 |
定期的なビザ更新や各種変更に伴う手続き |
事前に申請方法や対応方法に関して決められた各種規定 |
これらの申請は複雑かつ回数が多く、
支援を怠った場合のビザ取り消しリスクもあるため、
企業単独で対応するのは困難
企業の負担を減らす登録支援機関の仕組み
外国人支援の業務は「登録支援機関」という外部機関に
委託することが可能
登録支援機関 |
出入国在留管理庁長官の登録を受けた、 |
どうやって登録支援機関を選ぶのか?
登録支援機関を選ぶには
2023年5月26日現在登録支援機関は、
8,217件あり選ぶのは困難。
また、業務遂行ができずに登録を取り消される登録支援機関も。
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参考資料
・法務省「新たな外国人材の受入及び共生社会実現に向けた取り組み(在留資格「特定技能」の創設等)(Efforts for Acceptanceof Foreign Nationals and Harmonious Coexistence)」