日本語が不自由な特定技能外国人にもわかりやすいやさしい日本語のご紹介！

外国人が特定技能ビザを取得するため日本語試験に合格することは必要で、日本語基礎テスト（JFT-Basic）」のA2レベル以上と日本語能力試験N4レベル以上を求められています。実際的に仕事する際に日本語の問題で外国人本人とのコミュニケーションをうまくできないケースも多くて、特定技能外国人への日本語教育サポートの提供は一方、企業が特定技能外国人とコミュニケーションする際に外国人が分かりやすい日本語の使うことも非常に重要です。本記事は外国人にもわかりやすい「やさしい日本語」をご紹介します。

特定技能外国人にもわかりやすいやさしい日本語とは

1995年1月の阪神・淡路大震災では、日本人だけでなく日本にいた多くの外国人も被害を受けました。その中には、日本語も英語も十分に理解できず必要な情報を受け取ることができない人もいました。
そこで、そうした人達が災害発生時に適切な行動をとれるように考え出されたのが「やさしい日本語」の始まりです。
「やさしい日本語」とは、普通の日本語よりも簡単で、外国人にもわかりやすい日本語のことで、下記な特徴があります。

【参考】「「やさしい日本語」について

特定技能外国人にやさしい日本語を使う理由

理由➀理解しやすさ：特定技能外国人の方々は、日本語が母国語ではない場合が多いため、日本語の理解には時間と努力が必要です。やさしい日本語を使うことで、言葉の意味や文法をより簡潔に伝えることができ、相手がより早く理解しやすくなります。

理由➁コミュニケーションの円滑化：やさしい日本語は、言葉や表現の選び方をシンプルにすることで、コミュニケーションのミスや誤解を減らす効果があります。特に専門的な言葉や難しい表現を避け、共通の言葉やフレーズを使うことで、意思疎通がスムーズになります。

理由➂双方のストレス軽減：特定技能外国人とのコミュニケーションにおいて、やさしい日本語を使うことは、相手に対して配慮を示す行動です。言葉の理解に苦労することで生じるストレスを軽減し、より良好な人間関係を築くことができます。

理由➃学習の促進：やさしい日本語を使うことで、特定技能外国人の方々はより早く日本語を学習することができます。簡単な表現やフレーズを通じてコミュニケーションを行い、徐々にレベルを上げていくことで、自信をつけながら日本語力を向上させることができます。

特定技能におけるやさしい日本語の書き換え

「やさしい日本語」とは、言葉や表現をシンプルで理解しやすい形で使用する日本語のことを指します。特に、言語能力がまだ発展途上である人や、外国語としての日本語を学んでいる人にとって、理解しやすい表現が重要です。

下記やさしい日本語の言い換え例を挙げます

出身　→　国
両親　→　お父さんとお母さん
賃金　→　給料
最低賃金　→　一番やすい給料
賃金の支払われ方　→　給料のもらい方
労働時間・休憩・休日　→　働く時間とやすみ
時間外労働・休日労働　→　残業と休みの日の仕事
退職・解雇など　→会社がやめる・仕事が終わる・仕事を探す
欠席　→　休む
危険　→　危ない
どちら →　どこ

具体的には『やさしい日本語 書き換え例』をご参照ください。

【参考】生活・仕事ガイド

【出典】やさしい日本語の手引き

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