採用にお悩みの経営者・採用担当者向け外国人採用支援サービス

特定技能で就職したい外国人が気になる求人とは?

日本社会で少子高齢化が進み、様々な産業で働き手が不足している状況を背景に、外国人採用に取り組み始める企業が増えてきました。2019年に始まった在留資格「特定技能」も外国人採用による人材不足の緩和を目的とした制度です。

特定技能で採用をする際、「外国人求職者が日本で働く際に、仕事に何を求めているか」が気になっている採用担当者も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、特に求人について、MUSUBEEで特定技能ビザの仕事を探している求職者100名以上と面談をし、直接ヒアリングした結果を元に、

  • 外国人求職者が求人でどんなことを確認しているのか?
  • 外国人求職者にとって、自社のどんな点が魅力的なのか?
  • 求人では、どんなポイントを押し出せば魅力的になるか?

などをお伝えします。


1. キャリアアップできるか

1つ目は、昇進や昇給が可能かどうかです。たとえば、現場で努力をして、結果を出した際に店長やマネージャーに昇進できるかどうかを重視しています。

母国を出て、日本に一人で働きに来ているので、「将来自分のお店を持ちたい」といった上昇志向の方が特定技能ビザの求職者に多いです。

現場で活躍するだけではなく、店長候補としての人材採用を考えている場合は、特にどのようなキャリアアップ制度を持っているのか、過去に現場からキャリアアップした人の例などを紹介することで、意欲的な求職者が興味をもって応募してくれる可能性が上ります。


 2.給料はいくらか

これは、特定技能で働きたい外国人の多くが、母国の家族に仕送りをしながら、働いていることにも起因します。

ちなみに、東京都を始めとする関東近辺で働きたい外国人求職者の希望月収は20万円ほどと、日本人が高卒で就職した場合の初任給よりも高い水準となっています。(*1)

ただし、海外の諸外国では、少し高めの希望給与額を最初に伝えるような文化もあります。そのため、希望給与額が一致しない方でも、その他の条件が求職者の希望と合致すれば、こちらの提示した給与額で問題なく選考を進めることができます。自社の強みや相手が魅力に感じる点についてコミュニケーションを取ることで、給与額に対する納得感を醸成しましょう。

(*1 出典:厚生労働省‐「平成29年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況:1学歴別にみた初任給」

http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/17/01.html )


3 .働きやすい職場環境か

外国人求職者の中には、仕事をバリバリしたいタイプと仕事とプライベートを両立したいタイプがいます。「1. キャリアアップできるか」は、バリバリ仕事したいタイプが重視する条件です。一方、仕事とプライベートを両立したい求職者は、福利厚生や休日などの働く環境が整っているかどうかを重視します。

たとえば、週に二日間安定して休めるかや、まかない、社員寮があるかなどを重視します。

また、日本では、残業は当たり前のような文化もありますが、海外では、残業をあまりしない国も多いので、残業時間を抑えたいと希望される方もいます。

仕事とプライベートの両立を重視している求職者は、福利厚生の充実度で会社の求人を選ぶ方が多いです。従業員が働きやすいように福利厚生を整えている会社は、求人情報を書く時にしっかりアピールするとよいです。


4.職場で既に外国人が働いているか

職場で既に外国人が働いていることも、これから特定技能で働きたい外国人が気にするポイントです。特に、「出身国が同じ人が働いている会社で働きたい」と希望している求職者が多いです。

理由は、母国の同じ文化を共有しているので、考え方が似ていたり、共通の話題が多く、親しみやすいと考えているためです。また、外国人が多く働いている企業は、既に外国人を支援する仕組みやサポートが充実していると考えられています。

外国人を既に採用している企業は、求人の写真に外国人従業員の方が働いている姿を掲載するなど、外国人の方が活躍している姿を伝えられると良いですね。


外国人が気になる求人項目を訴求して、人材獲得をしよう

少子高齢化が進んだ結果、日本人労働者が減り、外国人採用が本格的に始まることが予想されます。

外国人を採用する際は、今回紹介した希望条件の背景にある「外国人の方がどんな背景で日本に働きに来ているのか」や「特定技能を活用した先に、どんな将来を描いているのか」を理解した上で求人募集をできるかが、企業に求められる姿勢でしょう。

求人で外国人が気になるところを訴求して、自社の希望にあった人材の獲得につなげましょう。


Yudai Onodera

2018年からMUSUBEEの立ち上げに参画。MUSUBEEでは、マーケティングを担当。

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