特定技能農業協議会についての説明!加入方法やタイミングなど
- 特定技能
特定技能協議会は、特定各分野ごとに設けられた組織であり、特定技能外国人と特定技能所属機関(外国人の雇用機関)を連携させる団体です。今回は特定技能農業分野の協議会についてご説明いたします。農業特定技能外国人を雇用したい企業の皆様、ぜひご覧ください。
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農業特定技能協議会成立の目的
農林水産省は、農業分野の特定技能所属機関、業界団体、およびその他の関係者により構成される「農業特定技能協議会」を設立します。
協議会は、構成メンバー同士が連絡と協力を行い、特定技能外国人の採用やの受け入れと保護に関する有益な情報を共有し、メンバー間の連携を強化するために以下の事項について協議を行います。
① 外国人の受入れ状況及び課題の把握並びに対応方策の検討;
② 不正行為に対する再発防止策;
③ 構成員に対する必要な情報の提供その他外国人材の適正な受入れ及び外国人の保護に資する取組。
農業特定技能協議会の申請の流れ
農業特定技能協議会への加入には、入会費や年会費などの費用はかかりません。
Step➀オンライン申し込みフォームから申請する;
Step➁事務局で内容を確認する;
Step➂事務局から加入通知などの連絡を待つ。
農業特定技能協議会への加入に際する留意事項
◎初めて農業分野の特定技能外国人を受け入れた場合、受け入れから4か月以内に農業特定技能協議会に加入する必要があります。4か月以内に加入しない場合、特定技能外国人の受け入れができなくなるため、ご注意ください。
◎特定技能所属機関のみが加入の対象、登録支援機関は対象外です。
◎加入申請については、通常、申請日から1~2週間ほどで、提供いただいたメールアドレスに「加入通知書」を送付いたします。なお、この「加入通知書」は、2回目以降の受け入れ時に必要となりますので、大切に保管してください。
◎協議会に加入された方は、住所または所在地の都道府県を管轄する地域協議会の構成員としても登録され、追加の加入手続きは必要ありません。
【参考】「農業分野における特定技能の在留資格に係る制度の運用に関する方針」に係る運用要領