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【採用決定者インタビュー・介護篇#3】「働く場所」と「会社の規模」を重視しているチャンさんにインタビューを行いました!!

今回のインタビューは、MUSUBEEを活用して介護企業で働くことを決めたチャンさんにお話をお伺いしました。チャンさんは2014年に製造業の技能実習生として日本に来ました。ベトナムに帰国した後も継続して日本語を勉強し、2017年に再び日本に戻って介護職を選びました。介護業界で働くことを決めた経緯などをお伺いしてきました。


【求職者プロフィール】

名前 NGUYEN THI HUYEN TRANG /ゲェン テイ フェン チャン 
出身国  ベトナム
日本語レベル N2
来日 2014年10月
年齢 27歳
好きなこと 旅行と料理を作ること
採用企業 大規模介護企業


もう一度、日本で働きたいと思いました。

―日本に来たきっかけを教えて下さい。

チャンさん: 元々、私は技能実習生として日本に来ました。

 技能実習期間は製造業の会社で3年間働きながら、日本の環境や文化を知っていく中で、日本が好きになりました。

技能実習修了後は一度ベトナムに帰国し、日系企業で働きながら日本語の勉強を続けました。勉強していく中で、また日本に戻りたい気持ちが強くなり、今度は特定技能製造業として再び日本に来ました。

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試験は3回不合格、それでも諦めませんでした。

―なぜ介護企業で働くことを決めたのですか?

チャンさん: 製造業で働いていた時は、日本語を使う機会が全くありませんでした。日本語が話せなくなるのは良くないと思ったので、自分でJLPTの勉強をして日本語力を維持していました。また、私の目標がJLPTN1を合格して会話力を上達させることだったで、日本語をよく使う仕事や環境に移りたいと思っていました。

その中で、友人から介護職は高い日本語力が必要だということを聞きました。社員や利用者様とのコミュニケーションが多く、介護の技術を学ぶことできると思ったので介護企業で働くことを決めました。

そこからは、特定技能介護の試験に合格するために一生懸命勉強していましたが、私は経験も知識も全くなかったので試験を3回も不合格になりすごく苦労しました。

それでも諦めずに勉強を続けて、4回目にして合格できた時は本当に嬉しかったです。

求めていた条件にぴったりな会社に出会いました。

―今働いている会社を選んだ理由を教えてください。

チャンさん: 給料で選んでいる外国人は多いですが、私は「働く場所」と「会社の規模」を重視していました。働く場所でいうと、交通の便が良くて、買い物をするのにも困らない東京23区です。会社の規模でいうと、大規模で、介護施設が新しく、各種手当も充実している会社を軸に会社選びをしていました。今働いている会社は条件にぴったり当てはまりましたので、今の会社を選びました。

コネクションを最大限活用しましょう。

―就職活動のコツがあれば教えてください。

チャンさん: 今働いている会社は知り合いの先輩から紹介していただきました。そして今年6月に、私も他のベトナムの友人を今の会社に紹介しました。友人紹介経由で就職活動をすると上手くいくと思います。

例として、今の介護業界では、介護の仕事経験を重視している企業が多いのですが、私の友人は介護経験がなかったため、複数社面接しても不合格になりました。

私は、その友人は仕事に対して真面目な人だと知っていましたので、今働いている会社の採用担当者に相談して友人の長所を伝え、面接の実施をお願いしました。その結果、友人も合格することができ今は私と一緒に働いています。

求職者にとってコネがあれば、入社前に業務内容などを詳しく知ることができ、働く環境を具体的にイメージできると思います。また、会社にとっても既に採用している従業員からの友人紹介のため、信頼度も得られやすく、採用決定率も通常の選考と比べて高くなると思います。コネクションはやはり就職における強い武器だと思いますので、皆さんぜひ活用してください。

MUSUBEEの細かいサポートが信頼に繋がりました。

―MUSUBEEの就職サポートを選んだ決め手を教えて下さい。

チャンさん: MUSUBEEを知ったきっかけは友人からの紹介です。

MUSUBEEからは履歴書の書き方、面接対策、ビザ申請などを幅広くサポートをいただいたのでとても助かりました。また、休日や夜遅い時間にも関わらず迅速な対応をしていただけましたので、とても安心できました。例えば、健康診断の申し込みと受診をしなければならない時に、私の代わりにMUSUBEEが健康診断の手配をしてくれたり、当日受診する健康診断先の病院までMUSUBEEのスタッフが同行してくれたりもしました。

このような外国人に対する手厚いサポートから信頼感と安心感を持って就職活動に取り組むことができたため、MUSUBEEを選びました。

介護ビザに転換し、長期的に日本に住みたいと思っています。

―今後の目標と夢を教えてください。

チャンさん: 仕事における目標は、介護福祉士の資格を取得することです。同時に、介護の技術も勉強して利用者様により一層喜んでもらえるようなサービス提供を日々心がけていきます。

日本語における目標は、JLPTN1を取得して、私の日本語力をもっと上達させていきたいです。また、将来的な目標になりますが、介護福祉士を取得して特定技能から「在留資格介護」に転換して、長期的に日本に住みたいと思っています。

ミスなく慎重に、コミュニケーションは積極的に。

―これから日本介護企業で就職・転職する人へのメッセージをお願いします。

チャンさん: 介護の仕事を大変だと感じてやめてしまった人も沢山いますので、介護業に入る前に、介護はどういう仕事なのか仕事内容など事前に調べておくほうが良いです。その上で、自分は介護の仕事に向いているかをきちんと考え、準備をしてください。

また、現場で仕事をする上では慎重さも大切だと思います。介護の仕事は特にミスが許されない仕事です。例えば、各ご利用様の薬などを間違えて提供してしまうと、命に関わりますので、もし間違えてしまうと危険です。各ご利用者様をお世話する時にミスをしないよう慎重に仕事に取り組む必要があります。

さらに、ご利用者様をお世話する時に、日本語の会話能力はもちろん、人間関係の構築も非常に重要です。ご利用者様たちの性格はそれぞれ違いますので、積極的にコミュニケーションを取り、良い人間関係を築けるよう頑張ってください。


MUSUBEE編集部

特定技能の外国人採用を考える企業にとってお役立ち情報を提供します。

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