令和5年の特定技能最新状況!相変わらずベトナム籍在留人数が圧倒的に多いです!
- 特定技能
令和4年の8月に政府は、新型コロナウイルスの流行が全ての特定産業分野における特定技能外国人の受け入れに影響を与えている可能性があるため、特定技能全分野の令和5年度までの受け入れ見込み数を見直しました。
今回の記事では、出入国管理局から公表された令和5年6月までの特定技能在留人数に関する情報に基づき、特定技能各分野の最新の情報を解説します。
受入達成率―全体は51.86%達成!
令和5年度末までの、1号特定技能外国人の受入れ見込み総数は357,750人です。出入国管理局が公表した最新の令和5年6月特定技能在留人数に関するデータから見ると、半年が経過した時点での全体的な達成率は51.86%です。各分野の受入人数は下記のグラフを参照してください。 製造3分野、介護、および飲食料品製造業がそれぞれ71.64%、62.61%、および61.10%となっており比較的高い達成率を示しています。
業界別在留状況―介護分野が第三位に上昇!
令和4年度特定技能業界別在留人数の上位三位は、飲食料品製造業、製造3分野、農業でしたが、令和5年6月のデータから見ると、介護が農業を超えて21,915人で第三位となりました。在留人数の第一位は、変わらず飲食料品製造業となっています。
国籍別在留状況―ベトナム籍が相変わらず圧倒に多い!
令和5年6月までの各国籍別の特定技能在留人数を下記のグラフにまとめます。ベトナム籍の特定技能外国人の在留人数が97,485人で、相変わらず全体の半数以上を占め、第一位となっています。次にインドネシア籍が第二位、フィリピン籍が第三位、そして中国籍が第四位となり、令和4年度の国籍別在留人数の順位と同じです。
都道府県別在留状況―愛知県が長年NO.1
特定技能1号外国人を一番多く受け入れたのは愛知県で、次は大阪府が第二位となり、首都圏はその次になっています。
まとめ
出入国管理局から公表されている最新の状況は令和5年6月までの情報ですが、令和5年度の全年度受入れ目標に対して半分以上の達成率があり、令和5年12月までには目標達成が期待できると思います。来年、技能実習制度の変更に伴い、特定技能の予備人材として、さらに特定技能人数が増える可能性が高く、特定技能の将来展望も大きく期待できるものです。
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