菅首相が就任後の初外遊でベトナムを公式訪問
- 特定技能
菅首相が10月18日から20日にかけてベトナムへ初の公式訪問を行いました。
日・ベトナム首脳会談を含む今回の公式訪問は、菅首相の就任から1カ月で行われており、日本にとってベトナムが重要な交易国であることが読み取れます。
首脳会談では特定技能を含め、経済協力・防災協力などについて話し合いが行われました。
新型コロナウイルス感染症による影響から、両国で協力体制を敷き、回復を目指す旨を表明しており、ビジネストラックの運用開始と双方向の定期旅客便の再開について合意がなされています。
また、首脳会談の終了後、両首脳は「アジアにおける平和と繁栄のための戦略的パートナーシップを包括的に推進するための日越共同声明」に署名をし、共同発表を行いました。
ベトナムの新型コロナウイルス感染状況は、2020年10月時点で累計1141名と感染者数が極めて少ないことが特徴です。
ベトナムは特定技能ビザでの入国者数が最も多い国でもあり、コロナウイルスの感染状況に配慮しながらも、早期の国交回復が望まれます。